エイジングケア ほうれい線の原因と対策

顔のシワやほうれい線がここ数年、ものすごく目立ってきました。

年齢なんだから仕方ない。ピンと張ったお肌の芸能人なんて整形しているんでしょう……

でも高齢化社会を迎える昨今、エイジングケアの研究って結構進んでいるんですよね。
お手入れの仕方によっては、整形なんかしなくても、ほうれい線やしわの悩みも解決できるかも。


ほうれい線とは?

ほうれい線というのは、ご存じのとおり、鼻の両脇から唇に向けて伸びている線のこと。

ほうれい線を漢字で書くと法令線」「豊齢線」「豊麗線」
法令線なんていうと、法律と顔のシワが何の関係があるのかと不思議なんですが、
実は「豊齢線」「豊麗線」のほうが当て字なんだそうです。

法令線の由来をいろいろ調べてみると諸説あるようですが、一番納得がいったのがこれ。
東洋医学では骨盤異常を見分けるのに左右のほうれい線の長さを参考にしたのだそうです。
左右が同じで対称的な人は骨盤に異常がなくまっすぐ歩ける、つまり法令を守ってまっすぐに生きる人、
左右の長さや太さが違って非対称の人は骨盤に何らかの異常があって真っすぐに歩けない、つまり法令を守れない人
このような例えから「法令線」といったのだそうです。

「豊齢線」「豊麗線」は、豊かという文字が入っているし、
英語では、「smile lines」とか「laugh lines」とも言われていて、
特に負のイメージはないのですが、
美容的にはあまりありがたくないものですよね。
ほうれい線が目立つと、それだけで見た目年齢が10歳ほど違ってくるのですから、
なるべくなら目立たないようにしたいものです。


ほうれい線の原因

ほうれい線は若いころは目立たないのですが、中高年になると目立ってきます。
ほうれい線が深く目立つようになる原因は

加齢による表情筋の低下
乾燥
紫外線
ストレス
ビタミンCやコラーゲンの不足
喫煙

こういったことが挙げられます。
それぞれ対策を行えば防ぐことができそうですね。


ほうれい線 対策 その1

加齢による表情筋の低下
加齢は防ぎようのないことですが、表情筋を鍛えることで、ほうれい線が深くなるのを防ぐことができます。


表情筋の鍛え方はいろいろありますが、一番簡単なのはこちらのトレーニング

1.唇を思いきり付きだして「ウ」の形をつくる
2.続けて横に思いっきり引っ張り「イ」の形をつくる
1と2を交互に10回繰り返して行う

 

もう一つご紹介しますね。

口のまわりの筋肉にアイロンをかけるよう、舌を口のなかでグルリと回します。
こちらは「舌アイロン」とも呼ばれて、テレビなんかでも紹介されていましたね。

どちらも簡単にできる方法なので、続けてやれそうです。

 

長くなったので、続きはまた次回……